コラム
災害の備え~災害時糖尿病医療支援チーム(DiaMAT)の取り組み(内閣府からLINE登録のお願い)~
日本は地震など災害が多く、特に近年は気候変動もあり、いつ何時甚大な災害に遭うか解らない状況です。
災害時には、環境の変化やストレス、食事の偏り、薬剤・医療機器の供給断によって、糖尿病を持つ方の血糖コントロールが著しく不安定になるリスクがあります。
特にインスリン注射や特殊な機器に依存する方は、代謝失調を起こしやすく、災害対応の優先課題といえます
1. 糖尿病のある皆さんにとって災害時は要注意!
地震や大雨などの災害時は、
- 食事が不規則になる
- 薬やインスリンの入手が難しくなる
- 避難生活のストレスで血糖が上がりやすい
といった問題が起こりやすく、糖尿病のある皆さんは特に注意が必要です。
2. DiaMATとは?
**DiaMAT(ダイアマット)**は、日本糖尿病協会と日本糖尿病学会が共同で立ち上げた、災害時の糖尿病医療支援チームです。
大規模災害が発生した際、糖尿病のある皆さんが安全に治療を続けられるよう、医療者と連携して薬やインスリン、医療機器を確保し、支援を行います。
3. 災害に備えてできること(糖尿病のある皆さん向けチェックリスト)
災害時でも安心して治療を続けるために、次の備えをおすすめします。
① 常備薬・インスリンのストック
- インスリンは最低1週間分を目安にストック
- ペン型インスリンの針、シリンジ、消毒綿も忘れずに
- 経口薬も余裕をもって準備しましょう
② 血糖測定器・センサーの予備
- センサー・テストストリップ・電池の予備を用意
- 使用方法を書いたメモを一緒に保管しておくと安心
③ お薬手帳・糖尿病連携手帳
- 薬の種類や単位、治療内容がすぐわかるよう常に携帯
- 紙だけでなく、スマホにも写真で保存しておくと便利
④ 非常食と水分
- 血糖コントロールしやすい食品(糖質量がわかるもの)を準備
- 低血糖対策としてブドウ糖ゼリーやタブレットを常備
- 脱水対策のため糖分の入っていないペットボトル水も忘れずに
⑤ 緊急連絡先のメモ
- かかりつけ医療機関・クリニックの連絡先
- DiaMATや地域の保健センターの情報も確認しておくと安心
4. 災害時のサポート体制
災害時には、DiaMATが中心となって、
- 薬やインスリンの供給
- 血糖管理に関するアドバイス
- 避難所や医療機関での支援
を行います。
また、全国の医療者ネットワークと連携し、被災地でも継続治療ができる体制を整えています。
インスリン治療が必須の糖尿病を持つ方は災害に備えてLINE登録をお願いします。
(内閣府防災情報のページより: https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/r06/111/news_15.html