🟥 ストレスは「見えない生活習慣病」~ 血糖値・血圧を上げ、心臓病のリスクに~
「最近、血糖値が上がりやすい」
「血圧が安定しない」
その背景にあるのが、ストレスです。
ストレスは単なる気分の問題ではなく、
👉 体に明確な変化を起こす“医学的リスク因子”です。
🟧 ストレスが体に与える影響
ストレスを受けると体内では、
✔ ストレスホルモン(コルチゾール)増加
✔ 交感神経の活性化
が起こり、
👉 血糖値上昇
👉 血圧上昇
👉 心拍数増加
といった反応が生じます。
🟥 放置するとどうなる?

こうした状態が続くと、
👉 動脈硬化の進行
👉 心筋梗塞・脳卒中のリスク増加
👉 糖尿病の悪化
👉 不眠・メンタル不調
につながります。
つまりストレスは、心臓病・生活習慣病の“引き金”です。
🟦 AHA(アメリカ心臓協会)が提唱するストレス対策
本コラムは、
世界的に信頼されているAHA(American Heart Association)の健康指針
をもとにしています。
AHAは、心臓病予防の分野で世界的な権威を持つ医療団体であり、
科学的根拠に基づいた生活習慣改善を提唱しています。
🟩 今日からできるストレス対策10選
無理なく続けることが最も重要です。
① ゆっくり行動する
👉 余裕を持った計画で「焦り」を減らす
② しっかり眠る
👉 7〜9時間の睡眠を確保
③ 心配しすぎない
👉 完璧を求めない
④ 笑う
👉 笑いはストレスホルモンを低下
⑤ 人とつながる
👉 家族・友人との会話が心を整える
⑥ 整理する
👉 「やることリスト」で思考を整理
⑦ 誰かの役に立つ
👉 他者への行動が自分の安定につながる
⑧ 毎日体を動かす
👉 軽い運動でも十分効果あり
⑨ 悪習慣を減らす
👉 アルコール・タバコ・カフェインは控えめに
⑩ 変えられることに集中する
👉 小さな目標を持つ
🟪 ストレス対策を続けるための3つの視点
これらを「知っている」だけでは意味がありません。実践し、続けることが重要です。
そのために必要なのが、次の3つです。

🟥① 勇気
👉 変える勇気、始める勇気、さらに踏み出す勇気
最初の一歩が、未来を変えます。
🟦② 規律
👉 同じことを、同じように続けること
健康は一時的な努力ではなく、習慣の積み重ねで決まります。
🟩③ 愛情
👉 自分自身・他者・社会への愛
自分を大切にすること。
これは自分だけでなく、周囲の人や社会を守る力にもつながります。
🟨 よくある誤解
❌ ストレスは気の持ちよう
👉 医学的に体へ影響するリスク因子です
❌ 忙しい人は仕方ない
👉 放置すると将来の病気リスクが上がります
🟩 当クリニックの考え方
当クリニックでは、数値だけでなく生活全体を評価します
特に重視しているのは:
✔ 睡眠
✔ 運動
✔ 食事
✔ ストレス
🟥 まとめ
👉 ストレスは血糖値・血圧を上げる
👉 放置すると動脈硬化・心臓病につながる
👉 日常習慣の改善が最も重要
🟦 院長メッセージ
ストレスをゼロにすることはできません。
しかし、向き合い方は変えられます。
必要なのは、「勇気」「規律」「愛情」です。
まずは今日、「ひとつだけ」試してみてください。
それが、将来の健康を大きく変える第一歩になります。
(文責:すぎもと内科・糖尿病内科クリニック杉本一博)