すべての投稿
-
コラム
「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」改訂から考える...

「健康のために、もっと野菜や果物を食べましょう。肉や加工食品は控えましょう。」――栄養支援の場面ではよく聞く言葉です。しかし、私たちは本当に、健康的な食品を同じように「選べる」環境に暮らしているのでしょうか。値段、売り場、広告、外食メニュー...
続きを読む -
コラム
脂肪肝:診断しても治療につながらない日本~世界のM...

早期のMASLDでは体重・食事・運動への介入が病態改善の中心であり、線維化が進んだMASHでは薬物治療も現実の選択肢になりました。それにもかかわらず、日本では早期MASLDに対する栄養支援と、進行したMASHに対する薬物治療の間に、保険制度...
続きを読む -
コラム
福島県内の心血管疾患・腎不全死亡と発症の地域差マッ...

糖尿病、肥満症、高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病、心血管疾患などは、一般に「生活習慣病」と呼ばれています。しかし、この言葉だけが強調されると、「食べ方が悪いから」「運動しないから」「自己管理が不十分だから」といった本人責任論に終始しやすくなり...
続きを読む -
コラム
「飲む」より「噛む」ことの大切さ~代謝・満腹感から...

「野菜ジュースを飲んでいるから、野菜は少なめでも大丈夫?」野菜ジュースや青汁は、忙しいときの補助として便利です。しかし野菜ジュースを「飲む」ことと、野菜や果物を口に入れて「噛んで食べる」ことは、体にとって同じ経験ではありません。食事に対する...
続きを読む -
お知らせ
9月の診療日程について

9月16日(水)の午後は臨時休診とさせていただきます。ご不便、ご迷惑おかけしますがよろしくお願い致します。※午前中は通常診療(8:30~12:00 ※最終受付11:00)となります。
続きを読む -
コラム
日米の健康寿命ギャップから考える米国の「K字型医療...

<このコラムの問い> 米国は世界最大級の医療費を投入しながら、日本より平均寿命も健康寿命も短い。一方、日本は国民皆保険とユニバーサルアクセスによって世界有数の長寿を実現してきた。しかし、その「誰でも受診しやすい保険診療」の窓口以外の診療費は...
続きを読む -
コラム
糖尿病脂質管理改訂 JCS/JDS 2026で縮ま...

参考コラム:日本は「予防医学」に本気で舵を切れるのか~脂質管理ガイドラインが抱える静かなリスク~2026年5月30日、日本循環器学会(JCS)と日本糖尿病学会(JDS)は、2020年の初版から6年ぶりに「糖代謝異常者における循環器病の診断・...
続きを読む -
コラム
外来データ提出加算から充実管理加算への「改悪」

後退する日本の学習型医療システム〜「充実」の名で欠乏する臨床データ〜2026年6月の診療報酬改定により、生活習慣病管理料に係る従来の「外来データ提出加算」は「充実管理加算」へ名称変更され、評価体系も見直されました[1]。新制度では医療機関の...
続きを読む -
コラム
CKM症候群とは?~世界で進む心・腎・代謝の統合医...

CKMからCKMLへ:多臓器連関の進歩と医療アクセスの矛盾世界では「心臓・腎臓・代謝・肝臓をまとめて早く守る」方向へ進んでいます。一方、日本では、必要な検査や治療が保険制度上の制限で届きにくい場面があります。肥満症、高血圧、糖尿病、慢性腎臓...
続きを読む -
コラム
食べたカロリーだけでは決まらない~体重増加への影響...

「同じ500 kcalなら、体重への影響も同じ」なのでしょうか。体重の増減を決める基本は、長期的なエネルギー収支です。ただし、食品表示のカロリーが、すべて同じ割合で吸収され、同じ量だけ体内に残るとは限りません。<このコラムの結論> ● カロ...
続きを読む